ワーク・モチベーション研究所

研究所コラム

イノベーションと運動会 ~社内運動会は、企業の「変革」期に効果あり~

 

 

「社内運動会」イベントの  “必ずうまくいく” 企画運営のコツについての、菊入の連載記事です。

 

 

【目次】

 


 

<第1回>

運動会は、ダントツに楽しい!! 
しかし、企画によっては大失敗の可能性あり(菊入みゆき)

<第2回>

イノベーションと運動会
~社内運動会は、企業の「変革」期に効果あり~(菊入みゆき)

 


 

 

 

<第2回> 2015/11/25 UP

イノベーションと運動会 ~社内運動会は、企業の「変革」期に効果あり~

 

 

近年、企業では社内運動会ブームです。

JTBモチベーションズへの相談や依頼も、増え続けています。

数千人が一堂に会する大規模なスポーツフェスティバルから、

100名くらいで和気あいあいと実施する運動会まで様々な社内運動会が、

日本各地で行われています。

 

 

 

(1)様変わりした運動会 ~「楽しさ」から「ガチ」の勝負まで~

 

 

ひと昔前は、運動会と言えば、社員の体力づくり、健康づくりが主な目的で、

福利厚生の一環として行われていました。

参加する社員にとっては、多少面倒くさい側面もあったかもしれません。

しかし、現在の運動会は、大きく様変わりしました。

 

体力づくりというよりは、「楽しさ」や「コミュニケーション」

をメインにした運動会が増えているのです。

体力や運動神経に自信のない人でも参加できるゲームを多く取り入れたり、

すべての競技を屋内で行い、安全や日焼け防止に配慮したりする運動会も

行われています。

 

子供向けの競技や団らんのできるスペースを数多く用意し、

社員の家族にも十分楽しんでもらう、という企画もよく見られます。

 

一方で、競い合う楽しさを演出する運動会もあります。

地域ごとや、部門ごとにチームを作り、競り合ったり、総合優勝を狙ったりして、

いわゆる「ガチ」の勝負で盛り上がるのです。

 

このようなケースでは、事前にチームごとに練習を行うことで、

日常のコミュニケーションが活発になり、

「絶対優勝するぞ」などと一体感も強まるようです。

 

 

 

(2)今もっとも新しいのは、「変革」に備える運動会

 

 

JTBモチベーションズのスポーツイベント担当によれば、

現在の最新トレンドは、企業の「変革」に備える運動会だと言います。

例えば、企業内の組織再編、合併統合などの大きな変革に際し、

事前に運動会を行うことで、意識面での準備ができる、ということです。

 

運動会は、広々とした運動場などで、

身体を動かし、皆で競い合うという、いわばサバイバルな場です。

 

しかも、同僚たちと手を携え、一体感を感じながら、

楽しく前向きにサバイバルをしていく。

これが、今後想定される大きな変革の、たくまざる「準備運動」になるのです。

 

これから大きく飛躍しようというときにも、運動会は活用されています。

例えば、予期せぬ出来事などで、世間的な評判が落ちてしまったり、

業績向上がうまくいかず、様々な活動を自粛しなくてはならない時期が続いた後、

心機一転、新しいスタートを切ろうというときなどです。

 

思い切り体を動かし、ふだんと違うコミュニケーションを取ることで、

新しい流れを作るのです。

運動会は、企業として戦略的に変革を成し遂げるための、

一つの大きな戦術になるのですね。

 

 

 

(3)運動会では、メッセージが伝わる

 

 

運動会は、企業からのメッセージを伝えるのに、非常に適した場です。

企業からのメッセージの最たるものとして、

企業理念や会社の行動指針の発信が挙げられます。

 

一般的に、こうした企業理念は、立派な額に入れてオフィスの壁に飾られたり、

公式ホームページに掲載されたり、朝礼で唱和されたりしています。

しかし、これらの方法で、本当に社員の意識に浸透しているのでしょうか。

 

JTBモチベーションズの調査によれば、企業の一般社員(管理職を除く)で、

「自社の企業理念や行動指針の内容を、社外の人にわかりやすく説明できる」

のは33%のみでした。

掲載してあるものを読むだけでは3分の1の社員にしか伝わらないと言えます。

 

 

 

 

(4)五感で理念を受けとめる運動会

 

 

運動会は、身体を動かすため、五感が鋭敏になる場です。

ふだんは耳に入ってくるが聞き流してしまったり、

目に入るが「目に留まらない」メッセージも、

運動会という特殊な場所では受けとめやすくなります。

 

「全社員が一体となって、業界をリードしよう」

「日本の○○の未来を創ろう」

といったメッセージは、目の前の仕事に追われている日常では、

なんだか話が大きすぎて、ピンとこないものです。

 

しかし、広い運動場に全社員が集まり、皆が活発に体を動かしている中にいると、

「自分たちならできる」という気持ちを持ちやすくなるのです。

 

 

 

(5)競技で理念を表現する

 

 

実際の競技で、企業のバリュー(価値)やビジョンを体感することも、

新しい運動会の形として広まりつつあります。

 

例えば、ふだんの仕事で使う能力を競い合ったり、

仕事の道具やツールを用いて競技を行ったりするケースです。

いつも何気なくやっていることを、運動会という大きな舞台で演じることで、

自分の仕事の意義や目的を実感することができます。

 

社員が並んで大きな文字を形作る「人文字」でビジョンを現わすなどの事例もあります。

まさに一人一人が集まってビジョンが形成されることを体感できます。

 

運動会には、まだまだ未知の可能性が眠っています。

それぞれの組織に合ったやり方で、有効な活用をしていきましょう。

 

 

 

 


 

 

 

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