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イノベーション筋の鍛え方

 

 

 

私ごとになりますが、昨年秋、ヨガのインストラクターの資格を取得しました。ヨガを通じた身体や心の変化を感じると共に、心と身体がつながっているのだと改めて実感します。ヨガのポーズを取っていると、今まで全く使っていなかった、意識もしなかった体のパーツに意識が向くようになります。全身で600ある筋肉も、だんだん大人になるにつれて使わない筋肉が退化して、動かなくなってきます。それがヨガを通じて一つ一つ目覚め、活性化されていくことで、体の可動域が広がったり体の軸が整ってきたりと様々な変化が感じられるのです。 

 

 

さて、12月配信のメルマガで、大企業がイノベーションを起こすための条件は「風土」と「筋力」の2つだというお話をしました。今日は身体ではなく、組織でイノベーションを生む「筋力」を鍛えるためのポイントについてお話したいと思います。

 

イノベーションを生みだせ!と、みんなでディスカッションをしようと思ったものの、なかなか盛り上がらない、良いアイディアが出ない、といった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そもそもイノベーションを生み出すことへの動機づけがなされていることが前提ですが、個人や組織のイノベーション筋がどれくらいあるか、チェックをしてみましょう。

イノベーションを生むときに必要となる筋力を5つ挙げました。皆さんはどれくらい筋肉が稼働しているでしょうか?

 

 

1)自身の状態をコントロールする筋力

睡眠、食事、運動などの管理も含め、自身の脳と体と心を最高のパフォーマンスが出るようにコントロールできること。イチロー選手や羽生結弦選手など、高いパフォーマンスの選手がこの能力にたけていることは説明の必要がないでしょう。発想が出やすくするための、自身のコントロール方法は複数ありますが、それを知っていることに加え、高いレベルで自身をコントロールできるように訓練されていることが重要です。例えば、自身を独力でフロー状態に持っていけるかどうか、などです。

 

2)考える筋力

ロジカルシンキングなども含め、物事を深く考え、本質をつかむ力です。考える訓練により鍛えることができます。どちらかというと左脳的な筋力です。

 

3)アイディアを生み出す筋力

 ゼロから一を生み出すような力です。これも適切なステップを踏み、鍛えていくことで活性化が可能です。特に大人になると、この筋力を使わないため、退化している可能性があります。右脳的、かつ心理的、感覚的要素と関連が深く、特に1)の自身の状態をコントロールするスキルと密接に関係しています。いわゆる『アイディアが降りてきた』という状態を生み出すスキルでもあります。

 

4)考え・アイディアを表現する筋力

思いついた考えやアイディアを言葉や絵にするというアウトプットのためのスキルがあるかどうかです。これが鍛えられていないと個々人が良い考えを持っていても複数人数が集っても創発が生まれませんし、考えが深まらない、アイディアが広がらないといったことが起こります。コミュニケーションスキルと言っても過言ではないでしょう。

 

5)アイディアを発展・結合させる筋力

コミュニケーション力に加え、ファシリテーションスキルが問われます。場をコントロールする力とも言えます。これも適切な方法を知り、場数を踏むことで、向上させることができます。

 

 

これらの筋力が鍛えられることで、イノベーションはより生まれやすくなります。もしかしたら、ある筋肉に意識が向いてないということもあるかもしれませんが、まずは目覚めさせ、動かし続けることで徐々に筋肉ができてきます。ポイントは継続です。スポーツと同じで、適切な方法で日々トレーニングしていくことで、筋肉を強化することが可能です。

 

 

もうすぐ4月。気持ちも新たに脳内の体質改善をしてみるのはいかがでしょうか?

 

 

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アイディアを生み出すトレーニングはこちら ⇒http://www.jtbm.jp/service/learning/detail10.html

 

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