お知らせ

女性社員の力を引き出すマネージャーに、共通すること

 

 

「女性の活躍」という言葉は、今やあらゆる業界・業種で日常的に使われるようになりました。

 

アベノミクス3本の矢で、「女性の活躍」が成長戦略の中核として取り上げられた当時はまだ「CSR活動」として取り組んでいる企業が多くありましたが、経済産業省が選定する「ダイバーシティ経営100選」「なでしこ銘柄」などによって「女性の活躍が事業に貢献する事例」が広く普及され、「経営戦力」として捉えられるようになりました。

(経済産業省は「ダイバーシティ経営の目的」を、「社員の多様性を高めること」ではなく「経営上の成果(1.プロダクトイノベーション、2.プロセスイノベーション、3.外的評価の向上、4.職場内の効果)につなげること」としています。)

有効求人倍率の高騰による採用難が進む最近では、「女性が活躍しやすい企業」であることのPR活動が、多くの企業にとって採用戦略の一つとなっています。

今後ますます重要性が高まる女性活躍推進ですが、貴社での進捗はいかがでしょうか。

 

女性の活躍を組織内で進めるときに、私は以下の3つのコミュニケーションを見直すことが重要だと考えています。

 

つ目は、「企業と女性社員」のコミュニケーションです。

(ご参考:前回コラム「女性社員が活躍する企業に、共通すること

http://www.jtbm.jp/newsrelease/2883/

2つ目は、「上司と女性社員」のコミュニケーションです。

3つ目は、「女性社員自身」の内面におけるコミュニケーションです。

今回は2つ目のテーマについて書かせていただきます。

 

独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査(「男女正社員のキャリアと両立支援に関する調査」)によると、「課長以上への昇進を希望する者の割合」は男性に比べて女性が著しく低い結果となっています。(男性…一般従業員の5~6割、係長・主任の7割/女性…一般従業員の1割、係長・主任の3割弱)

また、「女性正社員は、男性正社員ほど、中核業務にかかわることによって仕事満足度は高まらない」という結果も出ています。

 

上記のデータから考えると、過半数の男性上司が「モチベーションが上がるだろう」と考えて、女性部下に「おめでとう」と伝えた昇進や、中核業務への担務変更の話が、実は過半数の女性社員にとってはモチベーションが上がる話ではなかった可能性があるということです。

私自身、喜んでくれるだろうと思いメンバーに昇進の旨を伝えた時に、「私にはできない」と予想外の反応をされてしまった経験が過去にありました。

このようなズレは女性部下の反応などで顕在化すればまだ良いのですが、心の中で「上司と私は考え方が違う」という不満として蓄積されてしまう恐れがあります。

では、どのようにしたら女性部下のモチベーションを高めるコミュニケーションが取れるのでしょうか。

 

前職の国内化粧品メーカーで女性販売員のマネジメント等を担当していた時、女性販売員たちから信頼され、いつも高い業績を出しているマネージャーが全国に何名かいました。

彼らに共通することは、「聴き上手」だということです。

もう少し具体的に言いますと、話を聞く中で、その人が働く上で重要視しているポイントをつかみ、そのポイントをとらえたコミュニケーションで相手のモチベーションを高めることが上手かったのです。

 

これらは簡単そうに聞こえることですが、実践しようとすると、はじめはとても難しく感じられると思います。

そこで、女性部下が重視するポイントの「フレーム」を頭に入れた上で、話を聞くことをお勧めします。

たとえば「人間関係」「プライベート」「期待・評価」「自己表現」(*弊社のモチベーションフレームMSQにおけるモチベータ名)などです。

それぞれのポイントを重視している人に対して、どのような関わり方をするとモチベーションを高められるのかについても、自分の中で基本の型を持っておくと、コミュニケーションが取りやすくなります。

 

その人が働く上で大切にしているポイントはどこにあるのかを見極める努力をする。そしてどのように関わることでモチベーションを高められるかを考え、実践してみる。気づいたことを、次回の面談や他の女性部下との面談にも活かす…

こういったサイクルを繰り返すことで、前述した「女性部下のモチベーションを高められる上司」のスキルを身につけることができます。

 

JTBコミュニケーションデザインは、女性部下の力を引き出したいと本気で考えるマネージャーを応援しています。一人ひとりの女性社員の力を引き出す方法を一緒に考えていきたいと思いますので、ぜひご連絡ください。お待ちしています。

 

※上司と「女性部下とのコミュニケーション力」をトレーニングする研修はこちらです

女性部下をもつ男性管理職研修

 

※その他おすすめの研修

女性向けプレマネジメント研修(リーダー向け)

 

 

講演・コンサルティング・研修等のご依頼・ご相談はこちらから

MG 木村 3

 

木村 亮

モチベーション&グローバル局

マネージャー


Top